▲山侍の山旅日記▲

春夏秋冬、山侍が登るっ❗️(^o^)/

最高の見晴らしを期待して…

12/15 関八州見晴台

我が家、冬の定番になりつつある?里山シリーズ。今回の山旅は埼玉県飯能市越生町との境にある関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)へ。その昔…安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸の関東八州が見晴らせる高台だからこの名が付いたと言われる場所で展望を楽しみに初めて歩く山域。またアニメ「ヤマノススメ」で主人公のあおいとひなたが初めて山珈琲に挑戦した場所です。今回は電車を利用してグルリと周回コースをとり冬の里山を満喫する事に❗️

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まずは西武秩父線高麗駅まで車で行きコインパーキングに止めて電車に乗ります。
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久々の電車登山。車窓から……♪
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西吾野駅で下車。8:40amスタートです❗️
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電車で登山あるあるですが、まずはアスファルトのロードを約20分歩きます。
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主な登山道は2つありますが、パノラマコースと名の付いたコースは入口に「台風の影響で崩落箇所があるので気をつけて下さい」とあったので、その先の集落を過ぎた尾根沿いから上るコースを選択。この登山道は大変な急登などは無く、登っては平らな道…登っては平らな道…を繰り返し気持ち良く歩を進める事が出来ました。

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ハートを発見❗️木の根元にありました。
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紅葉も今日が見納めかなぁ〜
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途中、高山不動尊に立ち寄ります。
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ここには大イチョウの木があって樹齢推定800年、高さ37mだそうです。見応えあります。
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階段を上り切ると…
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高山不動尊。山頂を手前にしてトイレや東屋の休憩スポットもあります。

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高山不動尊から山頂までは約30分。段々と景色も開けてきます。
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山頂直下、もーちょいっ❗️
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関八州見晴台に到着。
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事前調査通りの素晴らしい景色が広がります。
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富士山も頭だけ見えました。
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朝早くにはあった雲も無くなり青空❗️
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武甲山。ドッシリとした山容は奥武蔵、秩父山域のシンボル的な存在ですね。
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双子山…かな?…その先に両神山
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広い山頂で野菜たっぷりマルタイ棒ラーメンを作り、ランチの後の昼寝⁉️(笑)
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1時間半ぐらい山頂でマッタリと過ごし下山開始です。
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下山は違うルートで高山不動尊まで戻ったのですが、これが大正解❗️美しい紅葉スポットがありました。
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サクラもウットリ❗️(笑)
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光の具合でこの角度からが絵になる〜
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高山不動尊のすぐ下には水場もあります。この時期にしてはそんなに冷たく無くとても美味しかったです。
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登りとは違うルートで吾野駅まで下山するのですが、途中2箇所ある分岐を問題無く通過して中腹あたりまで来た時に地図には無い林道にぶつかりました。多分、新しく出来たのであろう林業用の道です。登山道が分断されているので入口を探しますが見つかりません。林道を左右に歩き探しますが、スマホGPS地図アプリからは自分の位置情報が地図に表示されている登山道からどんどん離れていきます。林道の傍は先日の台風と大雨の影響なのか木材が流されたり倒木などもあり荒れていたので登山道も流されてしまったのかな?と思い、仕方なく林業用の道を下る事に。GPSの位置情報は全く登山道の無い山の中を表示していましたが、林道は確実に集落に向かっているのは間違いないので信じて進みます。
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不安の中、しばらく歩くとアスファルトの道が見えてきた時にはホッとしましたが、アスファルトは流され波打つように剥がれていて、左側に小さな沢があるのですが流れてきた石や木で埋もれていました。大雨の影響をだいぶ受けたようです。
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やっとの思いで集落に出て一安心。今回もスマホGPS機能が役に立ち、また山中で想定外の出来事が起きた時の対策や緊張感を冷静に判断して行動する経験になったと感じました。

精神的に緊張したせいか、集落から駅まで1時間のロードが遠く感じ、アスファルトの道のりは足の疲れを倍増させました〜(⌒-⌒; )(笑)
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ゴールの吾野駅に到着。

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何とか無事に下山したのですが、後になって考えてみると、登山道が無くなった場所に林道が無くて、沢や斜面などが大雨の影響で流され進むべき方向が見当たらなくなった場合にはどうする?もちろん来た道を登り返せば登山道には戻れますが、時間は午後3時を過ぎていましたので分岐まで戻り別の登山道から下山するとなると距離も長く、この時期あと1時間も経てば山中はどんどん暗くなりますし、今回は登り返せば高山不動尊と言う車でも入れる場所に辿り着きますので車道で下山すれば良い訳ですが、山頂方面に山小屋や人が簡単に入れる施設が無かった場合にはどうしたのか?どうするのか?…ちょっと怖くなりました。

山行きは自分の趣味の中でも今一番楽しくてリフレッシュできてこれからもずっと続けて行きたいと思いますが、やはり自然相手なので何かアクシデントがあった場合の事も想定しながら緊張感を持って計画をしていかないとだな…と、今一度、肝に銘じる山旅となりました。