秋晴れの中、憧れの稜線へ…
何度となく計画しては天候などの影響で先延ばしにしていた憧れの稜線…。一度歩いてみたかったコースを高気圧ど真ん中の秋晴れの中、素晴らしい景色と共に歩く事ができました。
金峰山へは過去2回ほど登っていますが、いづれも大弛峠からのアクセス。今回は瑞牆山荘がある里宮平から入山して大日岩を経由、砂払ノ頭からの森林限界を越えた稜線を歩く事を目的とした登山計画です。
早朝6時15分、まだ薄暗い森へ…この辺りはまだ紅葉も残っていて綺麗です。
まずは瑞牆山に「おはよう!」です。
困難な場所ではありませんがクサリ場も有りで、この辺りの山域はやっぱり…と言う感じ。
道中、自然と人間の共同作品に笑ってしまった!(笑)
気温は氷点下。自然の造形美。
大日岩。見上げる巨岩は見事でした!これ、登る人もいるんでしょうね〜?(⌒-⌒; )
砂払ノ頭まで上がると急に景色が開け、ここからは絶景を見ながらの稜線歩き。休憩がてら暫く景色を楽しみました。
風も無く、雲一つ無く、日差しは暖かく…今年一番のいい天気!遠く北アルプスもクッキリ!
もうカメラのシャッターも、心のシャッターも止められません!(笑)
皆んな同じ様に感動しているんでしょうね〜
一際目立つ富士山の堂々とした姿。こんな場所から眺めるから尚の事、美しい山です。
こちらからのコースは岩×岩なアスレチックな道のりが続きます。金峰山のシンボル五丈岩もだいぶ近づいてきました。
久々に、登ってる〜〜って感じ!(笑)
標高2497m地点の分岐から山頂に直登はせず金峰山小屋方面へ。
古屋へのトラバース道から1枚。瑞牆山の先に八ヶ岳…このアングルが今日の一番でした!
金峰山小屋。ここでマッタリとランチタイム。ここまで登ってきた心地良い疲れとポカポカの日差しで眠たくなるほどです。次回は泊まりで訪れたいなぁ〜と感じる素敵な場所でした。
さてさて、ここから山頂まではもう目の前なのですが、山頂は沢山の人で混んでるだろうなぁ〜と言う事と、小屋でマッタリし過ぎて気持ちが満足しちゃったのと?(笑)帰りの日没時間も考慮して…ゆったりペースの我が家はここを折り返し地点にして下山開始です。
まるでアルプスの稜線を歩いているような錯覚にも感じます。
久々のちゃんとした?(⌒-⌒; )登山で足もヘロヘロな感じですが(笑)この景色が一日中、続いてくれた事に感謝ですね!
またいつか来たい場所になりました。
両手いっぱい広げたぐらいじゃ足りないぐらいの感動をありがとう〜〜の、一枚!(笑)
樹林帯には戻りたく無い…切ない時間…(笑)
再び大日岩を通過して…
だいぶ日が傾いてきます。
富士見平小屋まで下りてきました。朝には少なかったテン場も色とりどりのカラーで埋め尽くされていました。ここまで来れば一安心。
夕陽に染まりかける登山道を紅葉を楽しみながらもうひと頑張り。
この時間だからこそのご褒美、美しく染まる光のマジック、ゆっくりペースの我が家ならではの光景?(笑)
夕陽に染まる瑞牆山も綺麗でした。次回はそっちにも行くからね!と別れを告げ無事に下山しました。
今回、金峰山の山頂は踏みませんでしたが、最高の天気の中、素晴らしい景色を眺めながらいつか歩いてみたいと思っていた稜線をゆっくりと楽しむ事が出来て大満足の山行となりました!^_^