冬山一発目❗️暴風❗️敗退❗️
2016.12.18 木曽駒ヶ岳
この日の天気予報では高気圧が張り出し快晴、午前中まではさほど風も強くなく…と言う事だったので、昨年の同じ時期に絶景を楽しませてくれた木曽駒ヶ岳へGo❗️朝一番のバス、ロープウェイを乗り継ぎ一気に標高2640mの千畳敷カールへ着くと見事なまでの青空と雪山のロケーションが出迎えてくれる。
昨年と違うのは積雪が多い、と言う印象で期待を膨らませながら今シーズン初の雪の感触を楽しみながら歩き出す。八丁坂から乗越浄土までの急登ではまだ締まっていない雪に悪戦苦闘しながらもたまに後ろを振り返ると南アルプスの絶景に背中を押され高度を上げてゆく。
乗越浄土の稜線まであと30m…と言うところでいきなり前方から吹き付ける強風❗️後ろに飛ばされそうな勢いだ。勿論、飛ばされたらカールを真っ逆さまに滑落⁉️頭の中で恐怖を感じた。何とか前傾姿勢で登り切る。稜線に出ると素晴らしい景色が出迎えてくれたが、とにかく風が強い❗️暴風❗️突風❗️(^_^;) 踏ん張っていないと真っ直ぐ立っていられない。取り敢えずは唯一、風を避けられる冬季は閉鎖している山小屋の陰に避難。強風だけならいいのだが、風に飛ばされてくるサラサラのパウダースノーが顔に当たると砂が当たるようで痛い。ニット帽、ネックゲーターで口から鼻、耳を覆ってオーバーシェルのフードまでかぶっているが、それでもサングラスの隙間から叩きつける雪。強風に舞い上げられるパウダースノーは太陽に反射してキラキラ光り見ているだけならこれも雪山の美しさで絵になり思わずレミオロメンの「こなぁ〜ゆきぃ〜♪ ♫」と歌いたくなるが、今はその余裕も無い…(笑)
先に進むか…撤退か……
山は逃げない…⁉️(^_^;)
と言う事で、今回はここまで。
それでも冬山一発目の景色を楽しめ、冬山の厳しさをまた一つ勉強できた登山になりました。
で、バラクラバとゴーグルを物色しに好日山荘へ行く事にしよう〜❗️(笑)
雪の感触を楽しみながら歩き出す…
稜線に出ると爆風。皆、小屋に固まって避難状態⁉️(^_^;)
それでも南アルプスと富士山はこれが雪山よ、と微笑む…
天狗荘ベランダ下で風を凌ぐ。
突風に舞い上がる「こなぁ〜ゆきぃ〜♪」
山頂に向かう勇者達…(汗)
景色は最高❗️
でも前傾姿勢でないと進めない(^_^;)
飛ばされないよーに…
美しい〜の一言❗️
無事に下山。(^o^)/